秋季彼岸会永代経が無事おわりました

依然としてコロナ禍おさまらない中、9月21.22日の2日間大勢のお同行がお参りくださいました。

お手伝いくださった役員様、世話方様ありがとうございました。

 

今回ははるばる島根県出雲市から佐々木俊教先生にお越しいただきました。

力強くも温かい人柄あふれるご法話をいただきました。

法話中、「正明寺のご本尊は何でできておりますか?」

という問いかけられ

「正明寺のご本尊は願いでできております。」

とお答えをくださいました。

お話しの中で私(副住職)の好きな金子みすゞさんの詩を紹介してくださっていたので記しておきます。

みなさんもこの詩の少女(自分のことをわたしと呼んでいるのでおそらく少女だと思います)がなぜふっとさみしくなったのか考えてみてくださいね。

 

「犬」

うちのダリアの咲いた日に
酒屋のクロは死にました。
おもてで遊ぶわたしらを
いつでもおこるおばさんが
おろおろ泣いておりました。

その日学校でそのことを
おもしろそうに話してて
ふっとさみしくなりました。